不動産株が軒並み上げ住友不は8日ぶりに反発、日銀の後任総裁人事めぐり量的緩和継続の期待

銘柄フラッシュ

■三井不は4日ぶりに反発、低利が追い風とされる商社株なども高い

 住友不動産<8830>(東証プライム)は2月6日、反発基調で始まった後もジリ高を続け、午前10時にかけては4%高の3212.0円(140.0円高)まで上げ、7取引日ぶりの上げ相場となっている。不動産株は金利低下が追い風とされ、朝、「政府が黒田東彦総裁の後任人事について雨宮正佳副総裁に就任を打診」(日本経済新聞電子版)と伝えられ、「有力候補の中で緩和修正により慎重だとみられている」(同)とされることなどから、注目再燃となった。不動産株は軒並み高。三井不動産<8801>(東証プライム)は3%高の2456.0円(78.5円高)まで上げ、4日ぶりの反発基調となっている。低金利が追い風とされる商社株なども高い。

 住友不動産については、1月31日に全面開業した羽田空港第3ターミナル(国際線)直結の複合施設『羽田エアポートガーデン』をグループ総力を挙げて開発してきたこと、コロナの影響で予定から2年以上の延期を経て開業したことも注目材料視されている。四半期決算発表は2月9日を予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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