コロプラがAI活用に向け「ChatGPT活用表彰制度」を導入、生産性向上を推進

■正社員、アソシエイト、契約社員、アルバイトを対象

 コロプラ<3668>(東証プライム)は4月10日、生成系AIの「ChatGPT」を活用した業務改善の事例を対象に「ChatGPT活用表彰制度」を導入すると発表。効果があった改善事例に対して賞金を支払う。

 正社員、アソシエイト、契約社員、アルバイトを対象にしたこの制度は、2023年4月から始まる。また、「ChatGPT Plus」の利用料を補助することで、従業員に積極的な活用を促進することを決めた。

 この取り組みは、コロプラが最新技術のゲーム開発に積極的な活用を進めるため、AIを前提とした社会に向けてChatGPTを用いた企画検討や議事録の要約、Copilot Xの導入など、業務改善に取り組む方針を決定したためである。AIの活用を進めることで、従業員のスキル向上や新技術に対する新たな価値創出を目指していく。

■「ChatGPT活用表彰制度」

 ChatGPTの活用事例を早期に増やしていくため、実際に効果があった業務改善の事例を対象とした表彰を毎月実施していく。ChatGPTを活用した効果的な改善結果の中から優れた事例に対して賞金を支給する。アイデアの独創性、活用における工夫、業務改善の効果などを総合的に判断して選定していく予定。

・賞金:1件あたり5万円(最大15万/月)
・対象:コロプラの正社員、アソシエイト、契約社員、アルバイト
・期間:2023年4月〜

※「ChatGPT」以外にも、音声認識モデル「Whisper」も利用を解禁しており、それらの活用による業務改善も対象となる。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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