12日上場のispaceは月面開発の事業化に取り組み公開価格254円の31%高(午前10時現在)

株式市場 IPO 鐘

■2022年12月に月着陸船(ランダー)を米国から打ち上げ

 4月12日新規上場となったispace<9348>(東証グロース)は、買い気配で始まり、取引開始から1時間になる午前10時には332円(公開価格254円の31%高)で買い気配となっている。まだ初値はついていない。

 次世代の民間宇宙企業で、人類の生活圏を宇宙に広げ、持続的な世界を実現すべく、「Expand ourplanet. Expand our future.」をビジョンに掲げ、月面開発の事業化に取り組んでいる。設立は2010年9月。

 月面探査プログラム「HAKUTO-R」を進めており、2022年3月期には、月着陸を目指すミッション1に向けた月着陸船(以下、ランダー)の開発を進捗させると同時に、ミッション1及びミッション2のペイロードサービス契約を複数締結した。

 23年3月期は、引き続きミッション1のランダー開発を進捗させ、22年9月までに最終的な機能試験を実施、10月には打ち上げ地である米国フロリダまでの輸送を完了のうえ、22年12月11日(日)16時38分(日本時間)に米国フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地40射点より打ち上げた。

 また、同社グループの活動をコンテンツとして利用する権利や広告媒体上でのロゴマーク露出、データ利用権等をパッケージとして販売し、技術面や商品開発面での協業を行うパートナーシップサービスにおいても、引き続き当社グループのミッション1及びミッション2を対象とする月面探査プログラム「HAKUTO-R」の下、既存パートナー企業とのパートナーシップ関係を推進し、売り上げを計上している。

 24年3月期の業績見通し(連結、会社発表)は、売上高を61.96億円(前期比529.4%増)、営業損失71.18億円(前期は営業損失108.52億円)、親会社株主に帰属する当期純損失78.89億円(同112.93億円)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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