インタートレードが急伸、「ステーブルコイン」関連株とされ3日連続ストップ高

■関連法の6月1日施行を受け新たな需要に期待続く

 インタートレード<3747>(東証スタンダード)は6月2日、一段高で始まり、取引開始後まもなくストップ高の500円(80円高、19%高)で売買され、3日連続ストップ高となっている。電子決済を一段と便利にする「ステーブルコイン」に関する法律の6月1日施行などが買い材料とされ、2月17日につけた年初来の高値を更新、2022年9月以来の500円に進んだ。

 6月1日、「ステーブルコイン発行へ、改正法きょう施行、地銀など年内にも」(日本経済新聞朝刊)などと伝えられた。改正資金決済法が同日に施行され、ステーブルコインが日本で発行できるようになり、「三菱UFJ信託銀行は『プログマコイン』を発行する見通し」(同)。地銀でも年内に発行する所が現れるもよう。関連システム開発や運用・保守などで新たな需要が広がるとみられている。今9月期の連結業績は増収減益の見込みとしているが、転換の期待を先取る相場になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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