【株式市場】日経平均は512円高となりバブル崩壊後の相場で高値を更新

◆日経平均は3万2946円49銭(512円49銭高)、TOPIXは2263.61ポイント(24.84ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は過熱感なく6億6062万株

 6月13日(火)前場の東京株式市場は、米国で半導体関連株の上げが目立ったとされ、東京エレク<8035>(東証プライム)やアドバンテスト<6857>(東証プライム)などが続伸基調となり、前週まで重かった半導体関連株の出直りが強まった。三菱商事<8058>(東証プライム)などの大手商社株は連日高値更新が目立ち、自動車、機械株なども高い。トヨタ<7203>(東証プライム)は全個体電池EVの報道もあり4日ぶりに高値を更新。日経平均は234円高で始まり、午前11時過ぎに561円35銭高(3万2995円35銭)まで上げ、前引けも上げ幅500円台保ち、6月7日につけたバブル崩壊後の相場の高値(1990年以来の高値)を更新した。

 セイノーホールディングス<9076>(東証プライム)が気配値のまま値つかずのストップ高となり自社株買い、消却、増配の発表を好感。ベステラ<1433>(東証プライム)は受注の大幅増加など好感され2日連続大幅高。レカム<3323>(東証スタンダード)はマレーシア企業の子会社化等好感されストップ高。GA technologies<3491>(東証グロース)は第2四半期の黒字転換が好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億6062万株、売買代金は1兆9806億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は1244銘柄、値下がり銘柄数は515銘柄。

 東証33業種別指数は27業種が値上がりし、輸送用機器、卸売り、ゴム製品、情報通信、機械、金属製品、電気機器、陸運、精密機器、サービス、倉庫運輸、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る