AnyMind Groupは1週間ぶりに上場来高値を更新、「質問への回答」を開示し注目強まる

業績でみる株価

■ローシーズンとなる第1四半期の進捗率20%は順調

 AnyMind Group<5027>(東証グロース)は6月29日、再び一段高となり、前場15%高の1368円(178円高)まで上げて約1週間ぶりに上場来の高値を更新し、午場も14時30分を過ぎて11%高の1315円前後で売買されている。28日付で、投資家から「よくお問い合わせ頂くご質問への回答」を開示。第1四半期の売上収益及び売上総利益が計画を上回って推移しているとしたことなどが好感されている。

 企業やインフルエンサー、クリエイター向けの「ブランドコマース事業」、および、Webメディアやアプリを運営者向けに支援サービスを提供する「パートナーグロース事業」を行い、第1四半期連結決算(2023年1~3月)は売上収益が前年同期比27%増加、売上総利益は同32.8%増加した。通期予想は全体に据え置いたが、「売上収益、売上総利益ともに通期予想に対して20%の進捗率」「当社は季節性により第1四半期がローシーズンとなるため、この20%というのは過去3年間の平均進捗率と同等となっており、順調な進捗」と回答している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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