トレジャー・ファクトリーは再び上値を指向、TV登場に続き月次動向の発表迫り期待強まる

業績でみる株価

■4月につけた2010年以降の最高値に向けて動意活発

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は7月10日、再び上値を指向する相場となり、午前10時にかけて8%高の1835円(131円高)まで上げ、約2か月半ぶりに1800円台を回復した。株式分割を考慮した2010年以降の最高値1910円(2023年4月20日)に向けて出直っている。連続最高益の高業績に加え、直近は7月6日放送のテレビ東京系の企業特集番組「カンブリア宮殿」で「トレファク」の多様な業態展開や新サービスが紹介されて注目が再燃したこと、毎月7営業日目をメドに開示する月次動向の発表が11日に当たるため期待が強まったこと、などが再騰の要因として言われている。

 前回発表の月次動向(月次売上概況<単体>5月分、6月8日発表)は、店舗数が前年同月比1店増の176店舗で全店売上高が16.2%増加し、既存店も7.6%増加。全店・既存店とも21年9月から連続増加している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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