科研製薬は壊死組織除去剤「ネキソブリッド外用ゲル5g」を新発売

■熱傷によって壊死した組織を除去する外用の酵素製剤

 科研製薬<4521>(東証プライム)は1日、壊死組織除去剤「ネキソブリッド外用ゲル5g」の発売を発表した。

 同剤はパイナップル茎の搾汁精製物を有効成分とし、タンパク質分解作用により熱傷によって壊死した組織を除去する外用の酵素製剤である。熱傷部位に塗布及び除去することで、健常組織を傷害することなく、壊死組織を選択的かつ受傷後早期に取り除くことができる。海外ではNexoBridとして米国、欧州やイスラエルなど40ヵ国以上で承認されている。

 科研製薬は、MediWound Ltd.(イスラエル)と同剤の日本における独占的ライセンス実施許諾契約を2016年4月に締結し、開発を進めてきた。同剤は、深達性II度又はIII度熱傷の患者を対象とした国内第III相臨床試験において良好な有効性と安全性が確認されており、2022年12月23日に「深達性II度又はIII度熱傷における壊死組織の除去」の効能・効果で製造販売承認を取得し、2023年5月24日に薬価基準に収載された。

 なお、同剤は希少疾病用医薬品に指定されていることに加え、低温管理(2℃~8℃)での保管と流通が求められる。

 このような製品特性を踏まえ、希少疾病用医薬品などの流通を行うエス・エム・ディを総代理店として、同剤を販売する。

 科研製薬は、壊死組織除去剤という新たな治療の選択肢を提供することで、より多くの患者のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献できるものと期待している。

【製品概要】

販売名:ネキソブリッド外用ゲル5g

英 名:NexoBrid gel

一般名:なし

効能又は効果:深達性II度又はIII度熱傷における壊死組織の除去

用法及び用量:混合用ゲルの容器に凍結乾燥品全量を加えて混合し、同剤を調製する。

同剤を熱傷創に適量塗布し、4時間後に除去する。

製造販売承認日:2022年12月23日

薬価基準収載日:2023年5月24日

発売日:2023年8月1日

薬価:162,995.90円/5gl瓶(混合用ゲル付)

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  2. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  3. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  4. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  5. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  6. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る