【株式市場】日経平均は304円高、2日続けて大幅高、TOPIXは連日33年ぶり高値

◆日経平均は3万3475円58銭(304円36銭高)、TOPIXは2337.36ポイント(14.80ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増え16億7854万株

 8月1日(火)後場の東京株式市場は、前場上げた鉄鋼、海運株や電力株が高値もみ合いに転じた一方、東京エレク<8035>(東証プライム)やソシオネクスト<6526>(東証プライム)が一段ジリ高など半導体株の上げが強まり、第一三共<4568>(東証プライム)やキユーピー<2809>(東証プライム)などの薬品、食品株2も一段高の銘柄が目立った。13時半前に四半期決算を発表したトヨタ<7203>(東証プライム)は一段と上げて高値更新幅を拡大。大和証券G本社<8601>(東証プライム)など証券株も一段と上値を追った。日経平均は前引け値をやや下回って始まったが、その後はジリ高基調を続けて前場の高値を上回り、316円55銭高(3万3488円77銭)まで上げて大引けも上げ幅300円台。2日続けて大幅続伸。TOPIXは2日続けて1990年以来、バブル相場崩壊後の高値に進んだ。

 後場は、正午に四半期決算と業績予想の増額を発表した住友理工<5191>(東証プライム)が急伸商状となり、13時半に発表した日本ハム<2282>(東証プライム)、14時に発表した大崎電気工業<6644>(東証プライム)も急伸。日本食品化工<2892>(東証スタンダード)は31日発表の四半期決算が好感され中盤から一段ジリ高。ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は子会社とアジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)との協業が注目を集め一段と上げストップ高。ジェイフロンティア<2934>(東証グロース)は販路拡大に向けた孫会社化など好感され連日一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は16億7854万株(前引けは8億6713万株)、売買代金は4兆3077億円(同2兆1919億円)。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1064(前引けは1028)銘柄、値下がり銘柄数は710(同743)銘柄。

 東証33業種別指数は29業種(前引けは32業種)が値上がりし、値上がり率上位は、電力ガス、海運、輸送用機器、医薬品、鉄鋼、機械、ゴム製品、水産農林、精密機器、非鉄金属、証券商品先物、ガラス土石、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る