ソフトバンクGは売買交錯、14日米国に上場する子会社アームの公開価格が仮条件の上限で決定するが出尽くし感も

株式市場 銘柄

■1株(1預託証券)51ドル、時価総額520億ドル(約7兆7000億円)

 ソフトバンクG(ソフトバンクグループ)<9984>(東証プライム)は9月14日、6680円(49円高)で始まった後6708円(77円高)まで上げたが、その後6570円(61円安)と軟化し、2日続落模様になっている。朝8時、米NASDAQに14日新規上場する子会社の半導体設計大手アーム(Arm Holdings plc、英国)の公開価格が1株(1ADS:預託証券)当たり51.00米ドルに決定したと発表。仮条件(47ドル~51ドル)の上限で決定したため好感された一方で、相場心理としては出尽くし感もあるようだ。

 時価総額は約520億ドル(約7兆7000億円)になり、今年・2023年のNASDAQ新規上場銘柄の最高額とされる。ソフトバンクGはアーム社を2016年に買収し、直近は100%近くを保有する。アーム社の上場に際しては、保有株のうち10%を売却する意向と伝えられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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