六甲バターが年初来高値を更新、ミツヤグループ本社の株式取得と連結ベースでの業績予想を好感

■豆菓子、ナッツ類の製造・販売など行う企業を傘下に商品開発力など強化

 六甲バター<2266>(東証プライム)は9月1日、急反発となり、取引開始後は10%高の1340円(119円高)まで上げ、約4か月ぶりに年初来の高値を更新している。前取引日の午後、豆菓子、ナッツ類の製造・販売などを行う株式会社ミツヤグループ本社(福岡市)の株式取得(完全子会社化)と、これにともない連結決算に移行するため今12月期の連結業績予想数字を発表し、注目し直されている。

 ミツヤグループ本社の株式譲渡実行日は2025年11月(予定)。完全子会社化により、これまで培ったブランディング、商品開発力、販売チャネルの融合や資本・人材などの経営資源の共有、新たな市場開拓や海外輸出事業の拡大など、様々なシナジーを生み出すことで、ミツヤグループとの成長戦略を進めていく。今期・25年12月期の連結売上高の予想は435億円、親会社株主に帰属する当期純利益は12億円、予想1株利益は61円59銭とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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