日本取引所グループが一段高、業績予想の増額修正を好感、株式、国債先物など予想を上回る見込み

■2021年10月以来の2800円台に進む

 日本取引所グループ<8697>(東証プライム)は9月26日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の2820.5円(124.5円高)まで上げ、2021年10月以来の2800円台に進んでいる。25日の15時過ぎに今期・2024年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、営業利益は従来予想を12.4%上回る770億円の見込み(前期比12.8%増)などとし、好感買いが先行している。

 発表によると、業績予想の前提となる1日平均の売買代金・取引高を見直し、株券等、長期国債先物取引、TOPIX先物取引を従来予想より増加する見込みとし、日経平均株価先物取引は減る見込みとした。これを受け、今3月期の連結営業収益(売上高に相当)は従来予想を6.3%上回る1430億円の見込みに、親会社の所有者に帰属する当期利益は同10.2%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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