ドコモとマネックス証券が資本業務提携、資産形成サービスの新モデルを構築

■資産形成サービスで協業、ドコモがマネックス証券に出資

 NTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)グループのNTTドコモは、マネックスグループ<8698>(東証プライム)とマネックス証券との間で、2023年10月4日に資本業務提携契約を締結したと発表した。この提携は、顧客の資産形成サービスを中心とした新たな金融サービスモデルの構築をめざしている。

具体的な取り組みとしては、以下のようなものが予定されている。

・d払いアプリを通じた初心者向け資産形成サービスの提供
・ドコモとマネックス証券のデータを活用したパーソナライズされた商品の提案
・ドコモショップなどを通じた投資情報・金融教育サービスの提供
・AIによるお客さまサポート
・STO等の次世代金融商品の取り扱い

 この提携により、ドコモは、マネックス証券が株式移転にて設立する中間持株会社の株式および議決権割合の約49%を保有し、連結子会社とする。マネックスグループは、中間持株会社の株式および議決権割合の約51%を保有し続ける。この提携は、投資による個人の資産形成が大きく前進するような社会的インパクトの創出、顧客の更なる“ウェルビーイング”の向上を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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