フライトソリューションズは24年3月期2Q累計黒字転換、通期大幅増益予想据え置き

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 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード、フライトホールディングスが23年10月1日付で子会社を吸収合併して商号をフライトソリューションズに変更)は、11月10日の取引時間終了後に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。大型納品も寄与して大幅増収となり、各利益は黒字転換した。そして通期の大幅増収増益予想を据え置いた。タッチ決済ソリューション「Tapion」の立ち上げなど有望案件が目白押しであり、積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化も影響して年初来安値圏だが調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。

■24年3月期2Q累計黒字転換、通期大幅増益予想据え置き

 24年3月期第2四半期累計の連結業績(9月21日付で上方修正)は売上高が前年同期比24.7%増の16億15百万円、営業利益が39百万円(前年同期は71百万円の損失)、経常利益が47百万円(同75百万円の損失)、親会社株主帰属四半期純利益が36百万円(同78百万円の損失)だった。無人自動精算機向けマルチ決済端末「VP6800」の大型納品なども寄与して大幅増収となり、各利益は黒字転換した。

 C&S事業は、売上高が11.9%増の5億54百万円、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が22.1%増の77百万円だった。システム開発・保守などが堅調だった。

 サービス事業は、売上高が32.7%増の9億94百万円、利益が190.2%増の1億14百万円だった。無人自動精算機向けマルチ決済端末「VP6800」の大型納品なども寄与して大幅増収増益だった。

 ECソリューション事業は、売上高が30.5%増の66百万円、利益が3百万円の損失(前年同期は26百万円の損失)だった。B2B向けECサイト構築パッケージ「EC-Rider B2B」の引き合いが順調で、概ね計画水準だった。

 四半期別に見ると、第1四半期は売上高が6億33百万円で営業利益が46百万円の損失、第2四半期は売上高が9億82百万円で営業利益が85百万円だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が23年3月期比16.3%増の35億円、営業利益が51.2%増の1億20百万円、経常利益が93.7%増の1億10百万円、親会社株主帰属当期純利益が93.8%増の80百万円としている。

 マイナンバーカード対応「Incredist Premium Ⅱ」や無人自動精算機向け決済端末「VP6800/IFC」の拡販、Androidスマホによるタッチ決済ソリューション「Tapion」の開発・拡販、マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービス「myVerifist」および医療機関におけるオンライン資格確認対応「myVerifist医療エディション」に注力して大幅増収増益予想としている。有望案件が目白押しであり、積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は地合い悪化も影響して年初来安値圏だが調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。11月10日の終値は359円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS8円46銭で算出)は約42倍、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS60円22銭で算出)は約6.0倍、そして時価総額は約34億円である。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)

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