日経平均PERは依然として低水準、「政策よろしき」を得れば相場上昇の可能性秘める

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 日経平均のPERは依然として14倍台の低い水準にある。去る、9月8日には13.98倍と昨年10月17日(13.98倍)以来の14倍割れとなり、その後は10日も14.60倍にとどまるなど低水準が続いている。

 マーケットに対し、期待人気が冷めているためだが、過去の例では相場が底値となっていることが多い。昨年10月17日のケースでは日経平均が1万4529円(場中値)で底打ちし、今年6月の2万0952円まで約44%上昇する転機となった。

 足元では不安材料が勝っている状況だが、「政策のよろしき」を得れば、上昇に転じる可能性を秘めた低PER水準といえる。

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