マルマエ:8月度受注残高(月次概算)、高水準維持

■その他5.1%前月比増、PDF/半導体好調で前年比大幅増加8

 精密部品加工マルマエ<6264>(東マ)は、受注・出荷検収は引き続き好調が続いている。8月度受注残高(概算)は、前月残高が過去1年で最多であったFPD分野と、半導体分野が前月水準を維持し、それぞれ237百万円、158百万円となり、その他分野も回復傾向を維持し47百万円へ増化した結果、全体額でも443百万円となり、前年度に比べ170.4%増となった。

 今後の見通しについて同社では「半導体分野は、製造装置市場の減速感はあるが、消耗品中心の受注であるため、取引先からの受注品種拡大で大きな影響はないと見ているが、短期的には市場環境に連れ減少する可能性がある。FPDは当面、設備投資が拡大し、受注高水準持続の見通しである。また、各種携帯端末の需要動向が不透明な、その他分野も一定の受注確保できる」と見ている。

分野別 過去一年間の四半期売上高と月次受注残高の推移
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