【株式市場】FOMC控えるが全般強く日経平均296円高まで上げ続伸

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万8432円27銭(260円67銭高)、TOPIXは1491.91ポイント(19.31ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億2935万株

チャート4 17日後場の東京株式市場は、NTTドコモ<9437>(東1)が海外要因の影響が相対的に小さいことなどが言われて一段ジリ高となり、一方ではアルプス電気<6770>(東1)などの「アイフォーン」関連株も一段高。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が深夜から未明に判明するため手控え感はあったが、上海株式が堅調に転じたこともあり、日経平均は14時過ぎに前場の高値を上回り296円60銭高(1万8432円27銭)まで上げた。前引けは小安かった東証マザーズ指数も高くなった。

 日本基礎技術<1914>(東1)が自然災害対策の強化機運などに期待と高値を更新したまま強さを保ち、トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は8月決算の発表に期待とされて約1ヵ月ぶりに1500円台を回復。ソフトクリエイト<3370>(東1)は自社株買いなどが好感されて上げ、セキド<9878>(東2)は昨日発表された訪日外国人の大幅増加などを好感して急伸。いい生活<3796>(東マ)はNTTグループとの提携を好感して急伸し、ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)は弊社16日開催のIRセミナーも奏功して出直りを強めた。

17日に新規上場となったブランジスタ<6176>(東マ・売買単位100株)はネット上に無料の電子雑誌などを出し、公開価格は450円。買い気配を上げて10時18分に647円で初値がつき、高値は前場の654円、終値は551円。

 東証1部の出来高概算は19億2935万株(前引けは9億6001万株)、売買代金は2兆2246億円(同1兆635億円)。1部上場1899柄のうち、値上がり銘柄数は1500(同1195)銘柄、値下がり銘柄数は302(同568)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、鉄鋼、情報・通信、その他金融、鉱業、機械、鉱業、などとなった。

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