日本航空が続伸、ANAは軟調な中で高いため初の女性社長が好感されたとの見方

■4月1日就任、「成長戦略に本格的にカジをきる」と伝えられる

 日本航空<9201>(東証プライム)は1月18日、2803.5円(20.5円高)まで上げた後も2800円前後で売買され2日続伸基調となっている。ANAホールディングス<9202>(東証プライム)は軟調なため、次期社長に初の女性トップとなる鳥取三津子取締役の就任を発表したことが好感されたとの見方が出ている。株価は2023年10月以降、おおむね2800円を中心に下値は2600円から2700円どころ、上値は2900円どころのゾーンで一進一退を続けており、どこまで高度を上げられるか注目されている。

 1月17日の15時に「2024年4月1日以降の社長の交代等について」を発表し、鳥取三津子(とっとりみつこ)氏:現代表取締役専務が代表取締役社長に主任するとした。関連報道によると、「客室乗務員(CA)出身、女性のトップはいずれも初めて」(日本経済新聞1月18日付朝刊)になる。「経営体制を刷新し、成長戦略に本格的にカジをきる」(同)という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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