キタックが再び急伸、年初に急騰後「3分の2押し」を形成し調整一巡感

■能登半島地震を受け新年早々に51%高、調整進み手がけやすく

 キタック<4707>(東証スタンダード)は1月18日、急反発となり、午前10時40分過ぎに18%高の442円(66円高)まで上げて1月初の急伸高値473円に向けて出直っている。建設コンサルや地質調査などを行い、北陸が地盤のため能登半島地震の復興関連株と位置付けられている。年初に急伸した後の調整が上げ幅のほぼ3分の2で下げ止まったため、調整一巡とみた筋が再注力してきたとみられている。

 令和六年能登半島地震の発生を受けて新年早々に急伸し、2023年末の終値313円に対し1月5日には473円まで160円高(51%高)の急騰となった。その後の調整で364円まで下げたが、これは急騰幅のほぼ3分の2の値幅に相当。「半値押し」や「3分の2押し」「3分の1押し」は、躍動する相場の調整リズムとして健全な調整幅とされるため、調整一巡感が台頭し再び注目されたとみられている。1月16日付で「上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況について」を開示した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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