大平洋金属が再び一段高、投資ファンドグループの保有拡大と伝えられ思惑買い再燃

■「共同保有者」の動向に様々な期待や憶測

 大平洋金属<5541>(東証プライム)は1月30日、再び一段と上げ、取引開始後に7%高の1588円(107円高)まで上げて約4か月ぶりに1500円台を回復している。旧村上ファンド系とされる投資ファンド、シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)の大量保有報告書で、共同保有者・野村詢氏による大平洋金属の株式保有割合がこれまでの5.76%から6.76%に拡大したことが判明したと伝えられ、思惑買いが再燃している。

 同社株を巡っては、1月26日にも同ファンドの報告書が伝えられ、この日は14%高(184円高の1458円)と急激に出直った。29日は再び一段高。様々な期待や憶測が出ているようで、材料株妙味が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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