カプコンは決算発表後の下げを切り返し4か月半ぶり高値、再び上値を追う

■第3四半期、アミューズメント機器が大幅に伸び連結営業利益43%増加

 カプコン<9697>(東証プライム)は2月2日、再び上値を追う相場となり、6%高の5849円(333円高)まで上げた後も5830円前後で売買され、約4か月半ぶりに5800円台を回復している。1月31日の夕方に発表した第3四半期連結決算(2023年4~12月・累計)は前年同期比で売上高33.3%増、営業利益43.1%増となるなど好調。翌1日の株価は小反落だったが、2日は大きく切り返して上値を追っている。

 第3四半期累計の連結営業利益は43.1%増の477.04億円となり、据え置いた通期業績予想560億円の85%を達成した。事業別では、アミューズメント機器事業の営業利益が同2.1倍に急増した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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