しまむらは「株主提案」など材料視され実質的な2000年以降の最高値を更新

■マネックス・アクティビスト・マザーファンドから受領

 しまむら<8227>(東証プライム)は3月18日、再び上値を追って始まり、取引開始後は4%高の8999円(367円高)まで上げ、2005年につけた実質的な2000年以降の最高値を更新している。連続最高益の高業績に加え、「マネックス系の投資ファンド、しまむらに株主提案」(日本経済新聞3月16日付朝刊)と伝えられ、買い先行となった。しまむらの発表によると、るマネックス・アクティビスト・マザーファンドから、5月開催予定の株主総会において、定款一部変更の件(剰余金の配当方針)に関する株主提案を行う旨の24年3月14日付けの書面を受領しているという。

 同社2024年3月期の配当予定は1株につき前期比10円増の年270円(23年12月の第3四半期決算発表時点)としている。通期決算の発表は4月1日を予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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