住友ゴムと村田製作所、タイヤの摩耗を三次元で見える化する検知システムを開発

■2025年からDUNLOP直営店で実証開始

 住友ゴム工業<5110>(東証プライム)は4月10日、村田製作所<6981>(東証プライム)との共同開発により、タイヤの摩耗を三次元で可視化する検知システムを開発したと発表。このシステムは、2025年からDUNLOP直営店での実証が開始される。従来の摩耗確認方法に比べ、センサーを用いたこの技術は、より精密な摩耗データを提供し、ユーザーへのフィードバックも可能である。

 住友ゴムのタイヤメンテナンス知見と村田製作所のセンシング技術が融合し、高精度な三次元摩耗計測技術が確立された。スマートフォンアプリを通じて、ユーザーはタイヤの摩耗状態を正確に把握できるようになる。同技術は、車両稼働率の向上やリトレッドタイヤの利用促進に寄与し、CASE/MaaS時代の安全性能と環境性能の向上にも繋がると期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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