【銘柄フラッシュ】堀場製作所がVWの不正発見で上げアイサンテクノロジーなど急伸

銘柄

 2日は、堀場製作所<6856>(東1)が独フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル排ガス不正を発見した測定器が同社製と伝わり動意を強めて4.2%高となり、川崎汽船<9107>(東1)は株式の減損損失にもかかわらず朝方の2.2%安を下値に切り返して1.1%高。アルプス電気<6770>(東1)は9月28日の好決算発表が全体相場の急落にカキ消されていたが、本日は3.2%高となって発表前の水準を上回り、総じて地合いの強さがうかがえる展開になった。

 ソースネクスト<4344>(東1)は世界的ヒットのソフトウェアをもつ米社との提携が好感されて18.2%ストップ高となり、東証1部の値上がり率1位。2位は株価ひとケタ銘柄で、3位はパスコ<9232>(東1)の9.3%高が入り、自動走行システムに関する政府からの受託などが言われて急伸。

 中国が国慶節連休(10月1日~7日)に入り、訪日観光客の「爆買い」期待銘柄が日々順に上げる展開になり、真珠のTASAKI<7968>(東1)は6.0%高の連日活況高となり、象印マホービン<7965>(東2)は6.2%高、日本ビューホテル<6097>(東1)は浅草のホテル活況とされて出直りを強め3.2%高。

 アイサンテクノロジー<4667>(JQS)は自動走行運転システムに関する政府からの受託などが好感されて23.0%ストップ高。ヘリオス<4593>(東マ)は理化学研究所の発表に関連があるとされて16.0%高と急伸し、イマジニア<4644>(JQS)はスマートフォンゲーム制作会社の設立などが期待材料になり13.8%高と急伸。ファーストロジック<6037>(東マ)は中国の資産家の資金流入を昨夜のテレビ番組が伝えたとされて投資用不動産サイトなどが注目され12.5%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る