TDKが上場来の高値を更新、エネルギー密度100倍の全固体電池の材料開発に成功、EUの電池規則も視野とし注目強まる

■「熱安定性が高く身体に直接触れるウェラブルデバイス等での使用を想定」

 TDK<6762>(東証プライム)は6月18日、再び一段と上げ、午前10時過ぎには5%高の9344円(481円高)まで上げ、3日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。17日付で「エネルギー密度100倍の全固体電池の材料開発に成功」と発表しており、好業績などで上げる相場に新たな買い材料が加わる形になっている。

 発表によると、今回、当社で長年培ってきた材料開発技術を発揮し、酸化物固体電解質とリチウム合金負極の採用により、現在量産中の全固体電池(製品名:CeraCharge)よりもはるかに高いエネルギー密度を備えた新たな全固体電池のための材料設計開発に成功した。酸化物固体電解質を採用しているため、既存の製品に比べて熱安定性が高いことから、身体に直接触れるウェラブルデバイス等での使用を想定している。また、EU(欧州連合)の電池規則に伴い一次電池から二次電池への置き換えが必要とされるコイン型一次電池を代替し、環境負荷低減に貢献することも想定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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