冨士ダイス、「モノづくり体感スタジアム2024」に初出展、子どもたちが超硬合金製工具・金型の製造工程の一部を体験

■超硬合金製工具・金型の製造工程を体験できるプログラムで子どもたちにものづくりの面白さを伝える

 超硬合金製耐摩耗工具・金型製造の国内トップシェア、冨士ダイス<6167>(東証プライム)は、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された体験型イベント「モノづくり体感スタジアム2024」(主催:モノづくり日本会議、日刊工業新聞社)に初出展し、8月3日(土)に子ども向けワークショップを実施した。

 ワークショップのタイトルは、「命を吹き込め!キーホルダー作りで金型体験!」。子どもたちは、金型を使ってレザーを型抜きし、自分で磨いたアルミ板を組み合わせたキーホルダーを製作した。

 ワークショップでは、まずはスタッフが超硬合金の特長や製造工程を紹介し、「金型がピカピカだとツルツルすべるから摩耗に強くなって、金属に穴をあけたり曲げたりしても壊れにくい」と説明をしてから、キーホルダー作りをスタートした。

 子どもたちはレザーの色と抜型を選び、スタッフと一緒に型抜きをした後に、アルミ板をヤスリで「だんだんピカピカになってきた!」と一生懸命に磨いていた。仕上げにアルファベットの刻印をスタッフが入れてキーホルダーが完成した。

 参加した子どもたちからは「磨くのが面白かった!」との感想が多く寄せられた。一緒に参加した保護者からは「こんなに夢中になって磨くと思わなかった」と、子どもの知らなかった一面を発見できたとの声があった。

 同社の金型は、飲料缶やカメラレンズなど、身の回りにある様々な製品の製造に使われているが、消費者に届く最終製品ではないため、一般の方々の知名度が高くないという課題がある。今回、ワークショップに参加した親子も当社の名前を知らないという方々がほとんどだったが、参加後には展示している金型を興味深く見ていた。

 冨士ダイスは、11月30日(土)に開催される「おおたオープンファクトリー2024」に参加するなど、今後も未来を担う子どもたちに向けて「ものづくりの楽しさ」を伝える活動を続けていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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