キーコーヒーが堅調続伸、コーヒー製品の価格改定を好感、UCC上島珈琲も値上げを発表

■キーコーヒーは来年3月から、家庭用は10~20%程度値上がりする見込み

 キーコーヒー<2594>(東証プライム)は12月24日、2027円(10円高)まで上げた後も堅調に売買され、小幅だが2日続伸基調で出直っている。23日にコーヒー製品および関連製品の価格改定を発表し、買い材料視されている。2025年3月1日から実施するとした。

 発表によると、家庭用製品については、メーカー出荷価格の改定を実施し、「該当製品における小売店の実質店頭価格は10~20%程度の上昇が見込まれ」るとした。業務用については、「業務用製品の納入価格および、全国の直営ショップでの店頭価格については、順次改定を予定」するとした。

 また、UCC上島珈琲株式会社(兵庫県神戸市)も23日付で値上げを発表した。ドトール・日レスホールディングス<3087>(東証プライム)のドトールコーヒーはコーヒー、コーヒー豆などの価格を12月12日からの値上げを発表済み。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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