マルマエが2日続伸基調、米半導体株高を好感、今期は売上高60%増など急回復の見込み

■半導体製造装置などの心臓部である真空パーツや高精度パーツを一貫生産

 マルマエ<6264>(東証プライム)は12月24日、3%高の1444円(45円高)まで上げた後も堅調に売買され、下値圏から2日続伸基調となっている。半導体・FPD製造装置の心臓部である真空パーツや高精度パーツを社内一貫生産体制で製造。NY株式市場での半導体株高に加え、「米政府、中国製の旧世代半導体を調査、『不当廉売』懸念」(日経電子版12月24日朝)と伝えられたことなども買い材料視されている。

 前期(2024年8月期)の業績は売上高が前期比30%減、営業利益も82%減だったが、今期(25年8月期)は売上高を60%増の見込みとし、営業利益は10.3倍の急回復を見込む。半導体市場の環境改善とともに投資の再開が本格化する見込みで、受注は前期から回復傾向となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る