倉元製作所、AI活用お掃除ロボットの製造受託事業を2025年2月に開始

■中国生産から国内生産へ切り替え、日本顧客のニーズに応える

 倉元製作所<5216>(東証スタンダード)は2月1日から、100%子会社であるアイウイズロボティクス(IWR)のAIを活用した全自動業務用お掃除ロボットの製造受託事業を開始すると発表。この事業は、日本国内での製造により「Made In Japan」製品の需要に応えるとともに、省力化投資補助金の活用も期待できる。製造は宮城県の花泉工場で行われ、初年度は月産50台からスタートし、最終的には3機種合計で月産300台の製造を見込んでいる。

 製造受託の目的は、中国での生産から国内生産に切り替えることで、日本顧客のニーズに応えることである。また、日本製造のロボットであれば、中小企業向けの省力化投資補助金の活用も可能となる。さらに、遊休工場や製造人材の有効活用も期待できる。これにより、倉元製作所は新たな収益源を確保し、工場の稼働率向上を図っていく。

 今後の見通しとして、2025年12月期の業績への具体的な影響は現在精査中であり、影響額が明らかになり次第、速やかに開示する予定である。この新事業は、倉元製作所の成長戦略の一環として位置づけられ、今後の業績拡大が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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