エスプールの子会社エスプールグローカル、長崎県および対馬市へ立地の申し入れを実施、全国22か所目、初の離島自治体にシェアード型BPOセンターを開設

■長崎県対馬市をはじめ複数自治体との連携を視野に、業務効率化を推進

 エスプール<2471>(東証プライム)の子会社で広域行政BPOサービスを提供するエスプールグローカル(本社:東京都千代田区)は3月17日、長崎県および長崎県対馬市へ立地申し入れを行い、同市および県内の複数自治体、民間企業の業務を受託するシェアード型BPOセンターを開設すると発表。

■BPOセンター開設の目的

 エスプールグローカルは、専用オペレーターによるオンライン窓口や自治体スマートカウンター「みんなの㋜窓」を運営し、自治体DXの推進と行政サービスの向上に取り組んでいる。特に、複数の自治体業務を集約するシェアード型BPOセンターは、市町村の枠を超えた広域行政アウトソーシングの新しいモデルとして注目を集めている。

 この取り組みの一環として、エスプールグローカルは長崎県および対馬市へ立地申し入れを行い、全国22拠点目となるBPOセンターを開設する。離島自治体への進出は今回が初めてであり、地域活性化と行政サービスの向上を推進する。

■新センターの概要

 新センターは対馬市中心部の空きテナントに出店予定で、開設後5年を目処に約40名を採用する計画である。エスプールグローカルは、対馬市をはじめ県内の複数自治体との連携を視野に、点在する支所や出張所の業務効率化を目的としたオンライン窓口の導入、BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)の推進、自治体への問い合わせに対応する総合コールセンターの運営を計画している。

【子会社の概要】

・商号=株式会社エスプールグローカル
・責任者=社長執行役員 佐久間 雄介
・所在地=東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル10階
・設立=2021年12月
・事業内容=自治体向けBPO事業(シェアード型BPOサービス、自治体スマートカウンター・オンライン窓口の運営)
・株主=株式会社エスプール100%
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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