電通総研、人工知能(AI)を用いたスポーツのパフォーマンス分析法を開発

■70%以上の精度で類似動作を抽出、コーチ評価と一致も確認

 電通総研<4812>(東証プライム)は6月20日、人工知能(AI)を用いたスポーツのパフォーマンス分析法を開発したと発表した。同手法はテニスのサービス動作を対象に、70%以上の精度で動作の類似性を判定できることが確認された。従来の目視による分析に比べ、客観的な評価が可能になる点が特徴だ。

 研究グループは、AIの物体認識技術を応用。2名のテニス経験者のサービス動作を撮影し、同一選手と異なる選手の動作比較を行った。その結果、動作の相違点を特定する骨格部位の評価が、専門コーチの判断と8割近く一致することが判明。選手が改善すべきポイントを明確にできると期待される。

 今後は分析精度の向上を図るとともに、他のスポーツや体育授業への応用も視野に入れる。同手法により、主観に左右されない科学的なコーチング支援が可能になるとみられている。研究は筑波大学との共同で実施され、国際学術誌にも掲載された。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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