大阪チタニウムは続伸一段高、業績好調で防衛関連株として割安・出遅れの見方も

■第1四半期決算で3月通期の業績予想を増額修正

 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)は8月22日、続伸一段高となり、取引開始後は7%高の2050円(141円高)まで上げて連日、戻り高値を更新している。8月7日に発表した四半期決算で今3月期の業績予想を増額修正し、注目し直される様子がある上、チタンは立派な軍需物資との指摘もあり、防衛産業関連株として先駆した三菱重工<7011>(東証プライム)などに比べた割安感に注目する様子もある。

 今期・2026年3月期の業績予想は当初から減収減益を見込んでいるが、8月7日に第1四半期決算とともに3月通期予想の増額修正を発表した。国内外におけるスポンジチタン販売数量の増加などにより、前回予想に対し増収となる見込みとし、売上高は前回予想を2.0%上回る見込みに見直し、営業利益は同12.5%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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