
■4月に脱炭素バイオマス燃料「木質ブラックバークペレット」事業を発表済み
神鋼商事<8075>(東証プライム)は8月22日、続伸基調で始まり、取引開始後は2198円(19円高)をつけ、年初来の高値を更新している。4月に脱炭素バイオマス燃料「木質ブラックバークペレット(国産バーク材原料)」事業への参画を発表しており、神戸製鋼所<5406>(東証プライム)が「木質燃料100万トン生産へ、UBE三菱セメントと共同で」(日経電子版8月21日夜)と伝えられ、相乗効果などへの期待が出ている。
神戸製鋼所はUBE三菱セメントと共同出資会社を2025年度中に立ち上げ、木質燃料「ブラックペレット」の生産に乗り出すと伝えられた。一方、神鋼商事は25年4月に「脱炭素バイオマス燃料『木質ブラックバークペレット(国産バーク材原料)』製造・販売事業への神鋼商事の事業参画について」を発表済み。熊谷組<1861>(東証プライム)などが開始した同事業に参画するとしていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)