【株式市場】日経平均が史上最高値、4万7944円で引け、高市新総裁への期待で2175円高

■「高市トレード」で株価急騰、積極財政や国家戦略分野への投資姿勢を好感

 10月6日大引けの日経平均株価は、2175円26銭(4.75%)高の4万7944円76銭で取引を終え、史上最高値を更新した。上げ幅は歴代4位の大きさとなり、取引時間中には一時2300円超上昇して4万8100円台をつけ、史上初めて4万8000円台に乗せる場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も同96.89ポイント高の3226.06ポイントと大幅に続伸。東証プライム市場では値上がり銘柄が1465銘柄に達し、全体の9割を超える全面高の商状となり、市場は活況を呈した。

 この歴史的な株価急騰の背景には、自民党の新総裁に高市早苗・前経済安全保障相が就任したことがある。市場では、高市氏が掲げる積極的な財政政策への期待が急速に高まった。燃料価格の抑制や消費税減税の検討、医療・介護分野への支援といった方針が好感されたほか、特に防衛、経済安全保障、半導体、AI、量子、宇宙、エネルギーなどの国家戦略分野へ大胆に資金を投入する姿勢が強調されたことで、関連銘柄に買い注文が殺到した。この動きは「高市トレード」の再点火と受け止められ、相場全体を力強く押し上げた。また、東京外国為替市場で円安が急速に進行し、約2カ月ぶりに一時1ドル=150円台をつけたことも、輸出関連企業の採算改善期待につながり、株価の支えとなった。

 高市氏が女性として初の自民党総裁に就任したことは、「変革する日本」というイメージを強く印象づけ、海外投資家からの注目と資金流入を促す一因ともなった。さらに、自公連立を基本としつつ国民民主党との連携拡大にも意欲を示したことで、政権の安定化と政策遂行能力への期待感が市場心理をさらに明るくした。この日の市場は、銀行と空運を除き、ほぼ全ての業種で株価が上昇。新政権が打ち出す経済政策への強い期待が、投資家の大胆なリスク選好姿勢を後押しし、記録的な株高を演出した一日となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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