マーチャント・バンカーズ、エネルギーポイントの株式を取得し系統用蓄電池事業を本格化

マーチャント・バンカーズ

■株式20%を取得し持分法適用関連会社化、専門性と収益力を獲得

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は10月6日、アグリゲーターライセンスを保有するエネルギーポイントの普通株式20%を取得し、持分法適用関連会社とすることを決定した。また同日、系統用蓄電池事業に関する資本業務提携も締結し、同分野への本格的な投資展開に踏み出した。第三者割当増資により取得する株式数は120株、取得価額は300万円。同社は再生可能エネルギー分野を重点投資領域と位置づけており、今回の提携はライセンス保有企業との連携により事業の自立運営体制を整えるものと位置づけられる。

 エネルギーポイント社は2025年5月にアグリゲーターライセンスを取得。電力の調達と供給に必要な要件を備えた少数の企業の一つであり、今後は同社グループの蓄電池案件の運営を担う。また同社は今回の資本参加を通じて財務基盤の強化、人材育成、システム整備を進め、日本卸電力取引所(JEPX)の会員資格を取得することで調達体制を最適化し、事業拡大を図る意向である。

 マーチャント・バンカーズは、これまでにもREIT社や台湾EUKA Power社との連携を進めており、今回の提携を通じて高圧系統用蓄電池3か所の稼働を2026年中に開始することを目指す。設置場所は北海道から九州にかけて分散予定。将来的にはアグリゲーター事業の利益をグループ全体に取り込む体制を構築し、脱炭素社会に貢献しながら収益性の高い成長領域での事業基盤を強化する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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