サーバーワークスが後場急騰、デジタル庁のガバメントクラウド向けAWSテンプレート開発業務を受注

■標準要件に適合したAWS環境構築を効率化、自治体・政府機関の移行を後押し

 サーバーワークス<4434>(東証スタンダード)は1月5日、デジタル庁の「ガバメントクラウドのAmazon Web Serviceにおけるテンプレート開発業務(令和7年度)」を受注したと発表した。同社はAWSプレミアティアサービスパートナーとして、政府・自治体向けクラウド基盤整備を支援する。

 デジタル庁は、地方自治体や政府機関の情報システムを「ガバメントクラウド」へ移行する施策を進めており、同クラウド上でのシステム構築には、セキュリティや運用に関する標準要件への適合が求められる。同業務は、これらの要件を満たすAWS環境の構成を定義し、効率的な展開を可能とするテンプレートを整備することを目的としている。

 テンプレートはAWS Cloud Development Kit(AWS CDK)を用いて開発され、GCASやAWS Service Catalogを通じて各機関に提供される予定だ。各機関は標準要件に準拠した環境構築の初期負担を軽減し、システムの開発や移行に迅速に着手できるようになる。同社は今後も公共分野におけるクラウド活用支援を強化するとしている。

■後場に急騰、短期資金が集中

 株価は後場に入り買いが加速し、12時57分には前日終値1818円から一時1893円まで上昇した。朝方は1800円近辺でもみ合ったが、出来高2万株超と商いを伴い上値を試す展開となった。信用買残は17万4000株と高水準だが、信用売残は3万株程度にとどまり、倍率は5倍台で推移している。売り圧力が限定的な中、年初来安値1704円からの戻り局面で、短期資金の回転売買が株価を押し上げた格好だ。PBRは1.4倍台、自己資本比率は55%超と財務は安定している。一方、今期EPSは赤字予想で、実需評価は慎重だ。1900円台定着には業績改善の具体化が鍵となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■耐衝撃性と高平坦性を備えた次世代AR材料  三井化学<4183>(東証プライム)は12月10日、…
  2. ■TOYOTA GAZOO Racing、4L V8ツインターボ搭載の新型「GR GT」発表  ト…
  3. ■音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」(iPhone・Android対応)  LIN…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  2. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…
  3.  再生可能エネルギーの次を見据えた次世代エネルギー分野では、実用化への距離が縮まりつつある核融合発電…
  4. ■AI圏外で存在感を増すディープ・テック、次世代エネルギー関連株に再評価余地  ハイテク株市場では…
  5. ■米国政治と金融政策が揺さぶる新年相場  新春相場は、1月早々から重要イベントや主要経済指標の発表…
  6. ■干支格言「辰巳天井、午尻下がり」は再現するか  新年あけましておめでとうございます。いよいよ20…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る