
■連結除外で経営基盤の強化を図る
ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は10月31日、連結子会社であるイーディライトの全株式を譲渡し、同社が連結子会社から除外されたと発表した。譲渡先は医療機関向けウェブアプリケーションなどを手がけるメディ・ウェブであり、議決権比率66%に相当する660株すべてを譲渡した。譲渡価額は相手先との合意により非開示としている。
同社は2021年にイーディライトを子会社化し、医療機関に向けてネットワーク関連商材や病院予約ソリューションの提供を進めてきた。しかし、今後の事業環境やグループ全体の経営戦略を踏まえ、経営資源の最適配分を図るため株式譲渡を決定した。経営資源の選択と集中により、グループの経営基盤強化と企業価値向上につなげる狙いである。
株式譲渡は10月8日の取締役会で決議され、9日に契約を締結、31日に譲渡が実行された。イーディライトは2026年5月期第2四半期に連結範囲から除外される予定であり、同社の業績への影響は軽微と見込まれている。今後、追加開示すべき事項が発生した場合には速やかに公表するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























