
■結婚式・前撮り後からでも注文可能、人生の節目を形に残す新サービス
アスカネット<2438>(東証グロース)は10月7日、資本業務提携先のトキハナと共同で、結婚式や前撮り後にも注文可能な高品質アルバム「メモリアルブック」を10月2日に提供開始したと発表した。アスカネットがOEM供給し、トキハナが展開する結婚式相談カウンターDX事業「トキハナ」内で提供する。結婚式写真の「データ保存」志向が進む中、式後でも手軽に高品質なアルバムを作れる新サービスとして位置づける。
背景には、結婚式の写真をデータで受け取るカップルが増える一方、式場契約に縛られず自分たちのタイミングでアルバムを作りたいという需要が拡大していることがある。アスカネットは20年以上にわたりフォトブック事業を展開しており、同社の印刷技術と編集ノウハウを活かしてトキハナと共同開発した。利用者は撮影データを送付するだけで、プロが写真を厳選・レイアウトし、ストーリー性のある一冊に仕上げる。増刷プランもあり、両親や親族への贈答需要にも対応する。
トキハナはサービス開始を記念してキャンペーンを実施しており、期間限定で割引を提供する。アスカネットとトキハナは今後も、結婚を起点としたライフイベント市場における新たな価値創出を進める方針を示している。写真を「データで残す」だけでなく「手に取って感じる」文化を再興し、ウェディング領域のDX推進と新たな顧客体験価値の創出を図っていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)