コスモエネルギーHD、大磯町公共施設17カ所に再エネ100%電力供給へ、年間CO2排出量73%削減へ

■ゼロカーボンシティ宣言の実現に向け、町役場や学校など主要施設に再エネ電力を導入

 コスモエネルギーホールディングス<5021>(東証プライム)グループのコスモ石油マーケティングは3月24日、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指す大磯町の取り組みの一環として、町役場庁舎や小中学校等17施設へ再生可能エネルギー100%の電力を2025年4月1日から供給開始すると発表。このプラン「コスモでんきビジネスグリーン」は、コスモエコパワーが発電する風力電源等を用い、再エネFIT電源に紐づくトラッキング付非化石証書を組み合わせたものだ。

 この導入により、大磯町の17施設の年間使用電力量約318万kWhが再エネ電力に切り替わり、年間約1,500トンのCO2排出量削減が見込まれる。これは大磯町の事務事業におけるCO2排出量の約73%に相当する大幅な削減となる。

 コスモ石油マーケティングは、「コスモでんきビジネスグリーン」を通じて非化石証書等を活用し、実質的にCO2排出量ゼロを実現するサービスを提供している。2020年の販売開始以降、脱炭素化を目指す法人や自治体を中心に活用されており、再生可能エネルギーとEVをワンストップで提供する「コスモ・ゼロカボソリューション」も展開中だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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