ステムリム、再生誘導医薬レダセムチドの軟骨疾患用途でカナダ特許登録

■外傷性軟骨欠損症や変形性関節症など7疾患が対象

 ステムリム<4599>(東証グロース)は2月17日、再生誘導医薬レダセムチド(HMGB1断片ペプチド)を利用した軟骨疾患に対する新規治療に係る用途特許がカナダで登録されることを発表した。対象は外傷性軟骨欠損症、変形性関節症、離断性骨軟骨炎、半月板損傷、外傷性関節症、炎症性関節症、感染性関節症である。出願番号は3117107、出願人は同社と国立大学法人大阪大学である。

 同特許は、塩野義製薬<4507>(東証プライム)へ導出済みの開発候補品レダセムチドの適応症拡大を目的とするものだ。カナダにおける軟骨疾患治療薬の開発可能性を担保する位置付けとなる。軟骨は自己修復能が乏しく、損傷や変性により疼痛や関節機能障害を生じやすい慢性・進行性疾患である。

 レダセムチドは静脈内投与により骨髄由来の間葉系幹細胞(MSC)を血中へ動員し、損傷部位へ集積させる作用が確認されている。これにより膝関節内の軟骨損傷部で組織修復・再生を促進すると期待される。なお、2026年7月期通期業績への影響はないとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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