サンバイオが「最初の投与」にともなうマイルストン収入を好感し急伸

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■4月7日につけた高値1925円に迫る

 再生細胞薬のサンバイオ<4592>(東マ・売買単位100株)は11日、11時を過ぎて7%高の1845円(120円高)まで上げ、4月7日につけた高値1925円に迫る展開となった。この日午前、米国でフェーズ2b臨床試験を開始した慢性期脳梗塞の新薬候補について、平成28年4月8日付で提携先の大日本住友製薬株式会社から開発マイルストン収入として500万米ドルを受領したと発表。好感されている。

 発表によると、この500万米ドルは、最初の被験者への投与が開始されたことにともなう収入。大日本住友製薬との共同開発契約に基づき、開発段階から上市に至るまで複数のマイルストンを設定し、開発段階における総額4000万米ドルの開発マイルストン収入に加え、販売承認時のマイルストン収入4000万米ドルをあわせた合計8000万米ドルを同社より受領することになっているほか、これとは別に、開発協力金も受領することとなっているとした。

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