テリロジーHD、26年3月期業績予想を上方修正、売上高103億円へ

■セキュリティ需要とインバウンド追い風で通期予想を引き上げ

 テリロジーホールディングス<5133>(東証スタンダード)は3月13日、2026年3月期の通期連結業績予想の修正を発表した。売上高は前回予想の97億円から103億8500万円へ引き上げ、営業利益は4億5000万円、経常利益は4億5000万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2億8000万円にそれぞれ上方修正した。1株当たり当期純利益も16円39銭から20円58銭に見直した。

 売上高の上振れ要因としては、サイバー攻撃への警戒感の高まりを背景に、同社グループが展開するOTセキュリティ事業や独自のセキュリティサービスの受注が、国内大手製造業、社会インフラ事業者、官公庁を中心に堅調に推移していることがある。加えて、インバウンド需要の拡大を追い風に、多言語リアルタイム映像通訳サービスの導入企業が宿泊施設、小売店、公共交通機関で増加し、訪日外国人観光客の誘客に向けたPR需要も官公庁や自治体、民間企業で高まっている。

 利益面では、地政学的リスクに伴う資材高騰や円安による輸入商品の仕入価格上昇、人材投資に伴う費用増加が重荷となった。一方で、一部商品の価格転嫁を進めたほか、為替予約取引や通貨スワップ取引などの為替対策を講じたことで、営業利益、経常利益、純利益はいずれも前回予想を上回る見通しとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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