【主なニュース&材料】決算速報・株主還元・業績修正・量子通信・半導体投資・下水道DX――企業価値向上へ

■自己株取得、優待拡充、量子・ロボット・蓄電・半導体増産まで多彩な材料が並ぶ

・(決算速報)京写<6837>(東証スタンダード):26年3月期純利益予想を下方修正。繰延税金資産取り崩しに伴う法人税等調整額の計上が要因だが、売上高、営業利益、経常利益、配当予想は据え置いた。自己株式取得も発表し、株主還元強化を打ち出した。

・(決算速報)ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン):26年3月期業績予想を下方修正し、従来の増収増益予想から減収減益予想へ転換した。一方、未定としていた配当予想は前期比増配を公表し、利回り面での評価余地を残した。

・(決算速報)ベステラ<1433>(東証プライム):26年1月期は大幅増益で着地し、27年1月期も大幅営業・経常増益を見込む。大型工事の進捗や老朽化プラント需要、積算体制整備による採算改善が寄与する見通しだ。

・(決算速報)巴工業<6309>(東証プライム):26年10月期第1四半期は人件費増などで減益となったが、通期の増益予想は据え置いた。機械・化学の両事業で高水準需要が続くとしている。

・(銘柄分析)インテージホールディングス<4326>(東証プライム):26年6月期は大幅営業・経常増益、連続増配予想。基幹事業の拡販と経費コントロールが寄与し、27年7月には子会社3社統合を軸とするグループ再編も予定する。

・(銘柄分析)シナネンホールディングス<8132>(東証プライム):26年3月期は営業・経常増益予想。LPガス・石油事業の強化と非エネルギー事業の収益拡大を見込み、事業ポートフォリオ変革を進める。

・(銘柄分析)Jトラスト<8508>(東証スタンダード):26年12月期は増収増益予想。日本・韓国金融事業が牽引し、低PER、高配当利回り、1倍割れの低PBRといった割安感も意識される。

・Liberaware<218A>(東証グロース):日本ヒューム、日水コン、管清工業と資本業務提携を締結。狭小空間点検ドローン「IBIS」とAI・DX技術を軸に、下水道分野での社会実装と標準化を加速する。

・日本ヒューム<5262>(東証プライム)、日水コン<261A>(東証スタンダード):Liberawareとの資本業務提携に参画。計画・設計から施工、維持管理までの知見を持ち寄り、下水道DXの推進に取り組む。

・アルコニックス<3036>(東証プライム):株主優待制度見直し後の内容を正式決定。300株以上の継続保有株主を対象に4コース制のカタログギフトを導入し、最大2万円相当を贈呈する。

・三菱電機<6503>(東証プライム):中国の人型ロボット新興Lumos Robotics Technologyに出資・協業。中国市場で無人化工場の実現に向けた人型ロボットソリューション構築を進める。

・モロゾフ<2217>(東証プライム):26年1月期の期末配当予想を8円から10円へ引き上げ、年間配当は16円となる。安定配当を重視し、株主還元をやや厚くする内容だ。

・メイコー<6787>(東証プライム):長野FCLコンポーネントを完全子会社化し、EMS事業を取り込む。生成AI向け高性能サーバー需要や自動車電動化を背景に、開発リソース拡充と電子機器事業の成長加速を狙う。

・テリロジーホールディングス<5133>(東証スタンダード):26年3月期通期業績予想を上方修正。セキュリティ需要の高まりとインバウンド関連需要が追い風となり、売上高は103億8500万円に引き上げた。

・日本カーバイド工業<4064>(東証プライム):株主還元方針を見直し、配当性向40%またはDOE3.0%を目安とする方針へ変更。あわせて100株以上保有株主向けに年間1000円分のデジタルギフト優待を新設した。

・加賀電子<8154>(東証プライム):健康経営優良法人2026(大規模法人部門)に4年連続で認定された。有休取得促進、社内ジム設置、三大疾病制度の定着など多面的な健康経営施策が評価された。

・ビープラッツ<4381>(東証グロース):創立20周年記念株主優待の詳細を決定。2026年3月末時点で300株以上保有する株主に、デジタルギフト1万5000円分を贈呈する。

・扶桑化学工業<4368>(東証プライム):京都事業所に400億円を投じ、超高純度コロイダルシリカの製造設備を増強する。2029年2月稼働予定で、生産能力は2025年度比約2割増を見込む。

・日本製麻<3306>(東証スタンダード):株主優待制度を拡充。1000株以上に1万円相当の自社製品を贈呈し、3000株以上には期間限定で2万円相当のデジタルギフトも追加する。

・SAAFホールディングス<1447>(東証グロース)、Schoo<264A>(東証グロース):資本業務提携に向けた覚書を締結。約300自治体との接点と教育コンテンツを融合し、地方創生やデジタル人材育成を一体で進める構想だ。

・イチネンホールディングス<9619>(東証プライム):投資有価証券の一部売却に伴い、26年3月期に個別・連結で8億1900万円の特別利益を計上する見込み。政策保有株式の縮減方針に基づく対応となる。

・マースグループホールディングス<6419>(東証プライム):株主優待制度を拡充し、年1回から年2回へ変更。継続保有要件を導入し、ホテル・レストラン関連特典やカタログ内容を厚くした。

・UNIVA・Oakホールディングス<3113>(東証スタンダード):UNIVA Marketing Limited(Cayman)を8.95億円で子会社化する。第三者割当増資も併せて実施し、ヘルスケア事業拡充を進める。

・パワーエックス<485A>(東証グロース):法人向け蓄電サービス「バッテリーオプション」を開始し、蓄電池併設型太陽光向け電力運用サービスも全国展開する。非常用電源導入支援とアグリゲーション収益拡大を狙う。

・SCREENホールディングス<7735>(東証プライム):量子通信システムなどを開発するスタートアップLQUOMに出資。量子インターネット実現に向けた通信分野のエコシステム参画と事業機会獲得を視野に入れる。

・WOWOW<4839>(東証プライム):東方神起の日産スタジアム公演最終日を4月26日に生中継する。20周年特集としてノーカット版、歴代ライブ完全版、特別番組など半年間の大型企画も展開する。

・双日<2768>(東証プライム):日豪レアアースを通じ、豪ライナスと中重希土類の日本向け供給拡大で合意した。最大75%を日本向けに確保し、新規鉱山開発の検討も進める。

・スカラ<4845>(東証プライム):八丈島で乳牛向けデジタル遠隔診療の実証を完了した。約300km隔てた地点からのリアルタイム診療と電子カルテ化を確認し、離島獣医療の高度化につなげる。

・キユーピー<2809>(東証プライム):ブロッコリーの指定野菜追加を受け、市場動向や活用法を発信した。健康志向や筋トレ需要を背景に市場拡大を展望し、商品開発や産地連携の広がりも示した。

・エイチ・アイ・エス<9603>(東証プライム)、森永製菓<2201>(東証プライム):H.I.S.ホテルホールディングスが「森永ラムネルーム」を全国12施設で展開する。変なホテルのコラボ客室は53種類目となり、体験型宿泊商品の話題性を高める。

・識学<7049>(東証グロース):梶山啓介副社長が武蔵野銀行本店で「識学メソッドによる事業継承」をテーマに経営セミナーを開催した。埼玉県内での導入実績を背景に、経営コンサルティングの認知拡大を狙う。

・加賀電子<8154>(東証プライム)、サンワテクノス<8137>(東証プライム):加賀電子がサンワテクノス株116万3100株を取得し、発行済み株式総数比7.25%を保有する。法定の「買集め行為」に該当するため開示した。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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