ジェイテック、26年3月期は減益見通しも13円配当で株主還元強化、利回り約5.4%と高水準

(決算速報)
 ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)は3月13日に26年3月期連結業績予想の下方修正を発表し、従来の増収増益予想から一転して減収減益予想とした。売上高が伸び悩み、一時的な費用の増加も影響する見込みとなった。未定としていた配当予想については前期比増配を公表した。積極的な事業展開で27年3月期の収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化も影響して戻り高値圏から反落した。目先的には下方修正を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが、増配を評価して下値限定的だろう。

■26年3月期業績予想を下方修正、配当は前期比増配を公表

 26年3月期連結業績予想は3月13日付で下方修正して売上高が前期比2.7%減の33億円、営業利益が45.3%減の1億80百万円、経常利益が52.1%減の1億58百万円、親会社株主帰属当期純利益が58.3%減の95百万円とした。

 前回予想(25年5月14日付の期初公表値、売上高40億円、営業利益4億円、経常利益4億円、親会社株主帰属当期純利益2億40百万円)に対して、売上高を7億円、営業利益を2億20百万円、経常利益を2億42百万円、親会社株主帰属当期純利益を1億45百万円、それぞれ下方修正した。

 従来の増収増益予想から一転して減収減益予想とした。海外動向に一部触発された不透明な景気状況により、各種交渉が思うように進まぬまま停滞が予想以上に停滞するなどの状況で売上高が伸び悩み、一時的な費用の増加も影響する見込みとなった。

 未定としていた配当予想については、会社設立30周年記念配当3円を実施し、普通配当10円と合わせて前期比3円増配の13円(期末一括)にすると公表した。積極的な事業展開で27年3月期の収益拡大を期待したい。

■株価は下値限定的

 株価は地合い悪化も影響して戻り高値圏から反落した。目先的には下方修正を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが、増配を評価して下値限定的だろう。3月13日の終値は241円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS11円85銭で算出)は約20倍、今期予想配当利回り(会社予想の13円で算出)は約5.4%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS177円22銭で算出)は約1.4倍、そして時価総額は約21億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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