京写、26年3月期繰延税金資産取り崩しで純利益予想を下方修正も自己株式取得で株主還元強化

(決算速報)
 京写<6837>(東証スタンダード)は3月13日付で26年3月期純利益予想の下方修正を発表した。繰延税金資産の取り崩しを行うため法人税等調整額を計上する。ただし売上高、営業利益、経常利益および配当予想は据え置いた。また自己株式取得も発表した。積極的な事業展開で27年3月期は収益回復基調だろう。株価は昨年来安値圏でモミ合う形だが下値固め完了感を強めている。1倍割れの低PBRなど指標面の割安感に加え、自己株式取得も評価材料であり、出直りを期待したい。

■26年3月期純利益予想を下方修正、自己株式取得も発表

 26年3月期の連結業績予想(25年11月14日付で下方修正)について、3月13日付で親会社株主帰属当期純利益を2億80百万円下方修正した。繰延税金資産の取り崩しを行うため法人税等調整額2億80百万円を計上する。

 ただし売上高、営業利益、経常利益については前回予想を据え置いており、修正後の26年3月期連結業績予想は売上高が前期比8.5%減の240億円、営業利益が45.2%減の7億円、経常利益が53.6%減の4億60百万円、親会社株主帰属当期純利益が60百万円の損失(前期は6億14百万円)となる。配当予想(25年11月14日付で期末9円下方修正)も据え置いて、前期比6円減配の5円(期末一括)としている。

 なお自己株式取得も発表した。上限30万株または1億20百万円で、取得期間は26年3月16日~26年9月30日としている。積極的な事業展開で27年3月期は収益回復基調だろう。

■株価は下値固め完了

 株価は昨年来安値圏でモミ合う形だが下値固め完了感を強めている。1倍割れの低PBRなど指標面の割安感に加え、自己株式取得も評価材料であり、出直りを期待したい。3月13日の終値は293円、今期予想配当利回り(会社予想の5円で算出)は約1.7%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS676円53銭で算出)は約0.4倍、そして時価総額は約43億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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