燃費データ問題のスズキは急反発となり5%高で始まる

スズキ

■測定方法は異なるが差はほとんどないとされ買い戻す

 スズキ<7269>(東1・売買単位100株)は19日、反発の2749.0円(136.0円高)で始まり5.2%高。18日の昼過ぎに燃費データを国の規定と異なる方法で測定していたと伝えられて9%安の270円安と急落したが、この日の夕方に国の規定ではなかったが燃費データに差はほとんどないことなどを発表。ひとまず安心感が走った形になった。

 昨日急落前の株価は2870円前後。やはり消費者への影響は避けられない可能性があり、目先的にはこの水準に迫れば反発が一巡するとの見方はあるが、カラ売りがけっこう入った形跡があるとの見方もあり、その場合は買い戻しによって反騰に拍車がかかる可能性はありそうだ。

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