ファーストリテイリングは円相場警戒し4日続落だが秋冬物には期待

ファーストリテイリング 9983 ユニクロ

 ファーストリテイリング<9983>(東1・売買単位100株)は朝から軟調で、10時を過ぎては1.9%安の4万7070円(905円安)前後で推移し、4日続落基調となっている。先の第3四半期決算発表(2014年9月~15年5月累計)では、補足資料に「5月末の為替は1ドル約123円と、期首に比べて円安になったことから、金融収益で200億円の為替換算差益が発生しております」などとあるため、ここ数日の円相場が急激な反発(円高)に見舞われたことなどを警戒する雰囲気がある。

 ただ、今朝は1765円安を下値に持ち直しており、売られ過ぎ感から下値を仕込む動きは活発な様子。26日は元「エルメス」の著名デザイナー、クリストフ・ルメール氏と開発した衣料品「ユニクロアンドルメール」を10月2日から販売すると各紙で伝えられ、秋冬物商戦には期待が強いようだ。

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