【株式市場】引き続き日銀のETF買い期待し好業績株など強く日経平均は続伸

株式

◆日経平均の終値は1万6764円97銭(114円40銭高)、TOPIXは1317.49ポイント(11.96ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億3339万株

チャート15 8月9日(火)後場の東京株式市場は、前場に続いて好業績株や材料株が買われる展開となり、引き続き日銀が日経平均連動型のETF(上場投信)買い入れを積極化するとの期待などから主力株に強い銘柄が見られ、日経平均はジリ高基調となった。大引けにかけて129円02銭高(1万6779円59銭)まで上げ、2日続伸となった。

 13時に四半期決算を発表した日本特殊塗料<4619>(東1)や14時に発表した東京海上ホールディングス<8766>(東1)などが発表直後から急動意。また、旭化成<3407>(東1)はリオ五輪の柔道で「金」の大野将平選手が所属と伝わりご祝儀ムード強まり一段高。ドリコム<3793>(東マ)は競馬ゲーム期待などが言われて急伸し、極楽湯<2340>(JQS)は7月末に発表した四半期決算が好感されてストップ高の連騰。主な株価指数は概ね高い。

 東証1部の出来高概算は17億3339万株(前引けは9億2476万株)、売買代金は2兆275億円(同1兆702億円)。1部上場1970銘柄のうち、値上がり銘柄数は1184(同945)銘柄、値下がり銘柄数は652(同881)銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、鉱業、水産・農林、鉄鋼、その他金融、パルプ・紙、情報・通信、卸売り、食料品、海運、化学、小売り、などとなった。

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