地盤ネットHDが「浸水リスク」など示す「地盤カルテ」注目され出直り強める

株式市場 銘柄

■まだ底練り商状だが間欠泉的に上値を試し待ち伏せ投資も

 地盤ネットホールディングス<6072>(東マ・売買単位100株)は30日、出直りを強める始まりとなり、10時にかけて6%高の338円(18円高)まで上げて7月下旬につけた戻り高値339円に迫った。

 台風が相次いで襲来しているためか、調べたい土地の住所を入力して送信ボタンを押すと、無料で「浸水リスク」や「地震による揺れやすさ」などの災害リスク項目をそれぞれ5段階評価した「地盤カルテ」が指定のメールアドレスに届くサービスを挙げて注目する様子があるようだ。

 このところの株価は6月の241円を下値に下げ止まり、徐々に下値をセリ上げている。まだ底練り商状の域を出ないが、時々間欠泉のように上値を試す場面があることなどから、待ち伏せ投資の対象として注目する様子もある。

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