第一生命保険は日銀の長短金利差拡大などに期待強まり大きく反発

株式市場 銘柄

■資金運用環境の改善が見込め上値圧迫要因の緩和を見込む

 第一生命保険<8750>(東1・売買単位100株)は14日、大きく反発する始まりとなり、10時を過ぎては6%高の1502.0円(87.5円高)まで上げて本日の現在高。日銀が次の金融政策のひとつとして長短金利差の拡大を促すと伝えられ、資金運用環境の改善に期待が広がった。

 業績は連続で最高益を更新する見込みだが、株価は日銀がマイナス金利政策を開始した2月以降、1500円台前半で上値が抑えられたまま一進一退のモミ合いが続いている。この上値圧迫要因のひとつが幾分なりとも緩和されるとすれば、モミ合いを抜け出す可能性が広がるとの見方が出ている。

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